【世界一周準備】~ビザが必要な国・取り方を調べてみた~

世界一周 準備
ヒキメガネ
ヒキメガネ

海外に行ったことないからよくわからんけど、「ビザ」ってやつが必要なんだろ?

グローバル・ゴリラ
グローバル・ゴリラ

そうだな。滞在目的や期間によってはビザ免除となるケースもあるけど、入国に必要なものは国によって違うから事前にしっかり調べる必要があるな。

ヒキメガネ
ヒキメガネ

ほーん。ググレカスってやつだな。

じゃあ調べてみますか。

主な国のビザ要否一覧

アジア方面

国名ビザ要件
中国15日以内の滞在ならビザ不要
韓国90日以内の滞在ならビザ不要
台湾観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要
タイ観光目的で30日までの滞在ならビザ不要
ベトナム観光目的で15日以内の滞在ならビザ不要
フィリピン観光目的で30日以内の滞在ならビザ不要
インドネシア観光目的で30日以内の滞在ならビザ不要
シンガポール観光目的で30日以内(陸路なら14日以内)の滞在ならビザ不要
インドビザが必要
観光ビザなら最大180日、電子ビザなら60日、アライバルビザなら1カ月

アジアの多くの国は、観光目的であればビザは不要で入国可能な国が多いです。

ビザが必要な国としてはインドが挙げられますが、1カ月以内の観光であれば2017年4月よりアライバルビザ
日本国内で出国前に発給せず、海外の空港で入国時に発給されるビザ)の取得が可能となっています。

ヨーロッパ方面

国名ビザ要件
イギリス観光目的で6カ月以内の滞在ならビザ不要
フランス観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要   *1
スペイン観光目的で90日以内までの滞在ならビザ不要   *1
イタリア観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要   *1
ドイツ観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要   *1
スイス観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要   *1
ギリシャ観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要   *1
ロシア観光目的で30日以内の滞在なら観光ビザが必要

*1 シェンゲン協定により、半年間のうち合計で最大90日以内の滞在まで無審査

ヨーロッパも多くの国がビザなしでの入国が可能です。

ビザが必要な国としてはロシアが挙げられます。最近では電子ビザを取得するとウラジオストクなどの一部地域は入国可能になりました(参考サイト)が、本格的な旅をするためにはロシア大使館にビザを申請する必要があります。

北米・中米方面

国名ビザ要件
アメリカ90日以内の滞在ならビザ免除
別途、電子渡航認証(ESTA)の承認が必要
カナダ6カ月以内の滞在ならビザ免除
別途、電子渡航認証(eTA)の承認が必要
メキシコ観光目的で180日以内の滞在ならビザ不要
キューバ観光目的で30日以内の滞在 の場合、ツーリストカードが必要
また、 海外旅行保険( 米国系保険会社は不可)への加入が義務付けられている
プエルトリコ観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要
ジャマイカ観光目的で30日以内の滞在ならビザ不要
ドミニカ共和国観光目的で3カ月以内の滞在ならビザ不要
グアテマラ観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要
ニカラグア観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要
コスタリカ観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要

アメリカ・カナダはビザ免除となっていますが、電子ビザの申請をする必要があります。とくにアメリカはトランジットでアメリカの空港を経由する場合も必要になるため、LCCを利用する場合は注意しましょう。

南米方面

国名ビザ要件
コロンビア観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要
エクアドル90日以内の滞在ならビザ不要
ペルー観光目的で最大183日までの滞在ならビザ不要
ボリビア観光目的で30日までの滞在ならビザ不要
チリ観光目的で3カ月以内の滞在ならビザ不要
アルゼンチン観光目的で3カ月以内の滞在ならビザ不要
ブラジル観光目的で90日以内の滞在ならビザもしくは電子ビザが必要

南米も多くの国がビザなしでの入国が可能です。

ビザが必要な国としてはブラジルが挙げられます。2018年から電子ビザが導入され、インターネットでの申請ができるようになったためビザ取得の難易度が下がったのが嬉しいところです。

ヒキメガネ
ヒキメガネ

思った以上に多くの国が観光目的なビザ不要なんだな。

ちょっと身構えすぎたかね。

グローバル・ゴリラ
グローバル・ゴリラ

まあ日本のパスポートは世界最強って言われているからな!!

今まで日本人のご先祖様・先達の皆様が築いてきた信用のおかげって訳よ。

ヒキメガネ
ヒキメガネ

本当だ。2018年のグローバルパスポートランキングで1位とってる!!

これは先人たちに感謝あるのみですわ。

グローバル・ゴリラ
グローバル・ゴリラ

そうだな!!

という訳で、感謝の腕立て1000回、開始!!

ヒキメガネ
ヒキメガネ

・・・まあ、俺はその間に必要そうな電子ビザでもとってますかね。

実際のビザの申請方法について

こちらでは、私たちが実際に取得したビザ(電子ビザ含む)の申請方法について書いていきます

アメリカ:「電子渡航認証(ESTA)」の申請

アメリカの電子渡航認証(ESTA)はWeb上から申請できます。アメリカ政府の公式HPはこちら

公式HPは日本語での入力になりますので、決して難しくありません。わかりやすい解説サイトがこちらにありましたので、参考にして進めました。

進めるうえで苦戦したポイントがいくつかあったので、ご紹介します。

電話番号が入力チェックに引っかかった

→ 日本の国番号(81) を頭につけて、市外局番の頭の(0) を省略して表記する必要があります。

例. 「090-1234-5678」なら「+81-90-1234-5678」
宿泊先のホテルが未定

「渡航情報の入力」 という項目に、米国での連絡先を入力する箇所がありますが、渡航先の宿泊先が決まっていなかったため、下記のように入力をしました。

申請の最後で、14USドルの支払いをする必要があります。今回はクレジットカードで支払いました。

申請完了時に申請番号が表示されますが、これはESTA審査結果の確認時に必要になるので、ページを移動したりする前に必ずメモするようにしましょう。

申請後、最大72時間で審査結果が判明します。なお、ESTAはメールでの結果通知が来ないため、ESTA申請画面から結果を確認する必要があるので注意しましょう。

カナダ:「電子渡航認証 (eTA)」の申請

カナダの電子渡航認証(eTA)はWeb上から申請ができます。カナダ政府の公式HPはこちら

公式HPは英語での申請になりますので、今回はGoogle翻訳様の力をお借りしつつ日本語版の解説PDFを参考に進めました。

これ以降は日本語版の説明も充実しているので(PDF)、照らし合わせながら進めていきましょう。わかりやすい解説がされているサイトもあったので、こちらを参考にしてもよいか思います。

申請が終わると、最後にクレジットカードで7カナダドルの支払いをする必要があります。

こちらで支払いを済ませると申請は完了です。しばらくするとメールにて申請結果が届きます(今回の申請では10分くらいでメールが届きました)。

ブラジル:電子ビザの申請

ブラジルの電子ビザはVFS Globalという企業がブラジル政府からの公認を得て発給をしています。サイトはこちら

申請画面では日本語を選ぶことができるため、カナダのeTAに比べれば楽な気持ちで入力できました。また、わかりやすい解説サイトがこちらにありましたので、参考にして進めました。

ブラジルの電子ビザ申請の苦戦ポイントとして、パスポート顔写真のアップロードが必要となる点があげられます。私の場合は、パスポートと証明書の写真をそれぞれスマホで撮影しましたが、問題なく申請が通りました。

最後にクレジットカードで申請費用を支払う必要があります。申請で必要となった費用は44.24USドル(2019/02/04のレートで4,871円)でした。

申請後、1週間前後で結果がメールで送信されます。無事にビザが発給されたら、印刷して入国時に提示する必要があるので、コンビニなどで印刷してなくさないようにしましょう。

ヒキメガネ
ヒキメガネ

いやー、ビザって領事館とか大使館とか行ってめっちゃ書類を書くって噂で聞いてたけど、今やネットで済んじゃうんだな。

便利な時代になったものよのう。

グローバル・ゴリラ
グローバル・ゴリラ

… 998, 999 … 1000!!!!

ご先祖様、ありがとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

グローバル・ゴリラ
グローバル・ゴリラ

皆さんも行きたい国があれば、まずはビザが必要かしっかりチェックしましょう!

そして、ビザなしで入れるなら感謝の腕立てを忘れずにね!!

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