世界一周 21日目(ヒキメガネ)。
オアハカ空港へ
メキシコシティ国際空港
サンフランシスコからメキシコシティ国際空港に到着したヒキメガネ。機内では入国カードが配られたので、記入してイミグレーション(入国審査)へと向かいます。
ただ、入国審査では日本語解説付きのパスポートスキャン・指紋認証などをする端末が置かれてあり、それを使用すると入国カードが印刷されます。
結局、僕の場合は飛行機内で配られた入国カードは使用しませんでした。
入国時の質問も、英語で「何日滞在するの?」という質問のみ。
スペイン語できなくても大丈夫でした!!
入国審査が終わると、ハンコを押された入国カードの半券が返されますが、これは出国時に必要なので大事にとっておきます。
無事にメキシコに入国できたヒキメガネは、次の乗り継ぎまでメキシコシティ空港で時間をつぶします。
この時メキシコの通貨であるペソを全く持っていなかったので、まずは空港内のATMでペソをおろすことにしました。
ATMは英語も選択できたので、「WITHDRAWAL」を選べば特に問題なくお金をおろせました。
なお、僕の場合は500ペソばかりで引き落とされたのですが、細かくしないと使い勝手が悪いので、近くのコンビニで水を買って崩しておきました。
無事にメキシコペソを手に入れたので、後は乗り継ぎ便を待ってオアハカ空港へと向かうのでした。
ちなみに、メキシコ空港では1時間前くらいにならないと搭乗ゲートが決まらないので、案内板が見えるところで焦らずに待ちましょう。
オアハカ空港
メキシコシティから1時間ちょっとでオアハカ空港へと到着します。飛行機から降りると乾いた空気と茶色の大地、3月とは思えない陽気が出迎えてくれて、「違う国に来たなあ」と感じます。
荷物を受け取って、市街にアクセスするためにタクシーのチケットを購入しに行きます。
私の場合、住所を書いた紙を見せたら英語で金額を教えてくれました。
料金はエリアごとに決まっていて、僕がいったZONE1だと乗合タクシーで90ペソ(約540円)、普通のタクシーで350ペソ(約2,100円)でした。
乗合タクシーに案内されましたが、運転手さんに住所を見せると、他の人を各々のホテルに下ろしながら無事に目的地まで連れて行ってくれました!
ここまで、スペイン語は「¡Hola!」と「Gracias」だけでいけました(笑)。
オアハカ観光
日本人宿「たなばた」
オアハカの拠点として、日本人宿「たなばた」さんにお世話になりました。2日前にメールで予約をしたところ、すぐにお返事をいただきOKをもらえました。「たなばた」さんのHPはこちら。
現オーナーの菊池さんはとても料理の上手な男性で、通称「大将」。
自転車で北米・南米・オーストラリアなどを走破したつわものなので、旅の面白い話をいろいろ教えてくれました!
「たなばた」に宿泊するお客さんは、旅人や観光客、スペイン語学校に勉強しに来た人など色々でした。
みんな優しくて面白い人なので、思わずめっちゃ長居しちゃいました(笑)。
荷物を降ろして、さっそく散策に出かけます。
乾季は日差しも強くとても乾燥しているので、水を持ち歩くことをお勧めします。
ちなみにオアハカの水道水は石灰質らしく、そのままはもちろん沸かして飲むことすらできないというものなので、ミネラルウォーター必須です。
オアハカ市街
オアハカはコロニアル様式の古い街並みで、非常にきれいな印象でした。のんびりできる公園があったりカラフルな民芸品を打っている屋台があったり、ただ散歩しているだけでも楽しい街です。
オアハカは、なんといっても治安がめちゃくちゃ良好です!
夜の街を散歩していても、危険を感じることが全くありませんでした。
メキシコの治安悪いイメージが完全に吹っ飛びますよ(笑)。
Templo de Santo Domingo(サントドミンゴ教会)
オアハカには多くの教会がありますが、もっとも有名なのは世界遺産でもある「サントドミンゴ教会」ではないかと思います。
石造りの教会で、外観だけでもその大きさと造りのすばらしさに圧倒されます。
外観も素晴らしいのですが、中に入るとさらに荘厳な造りになっていますので、ぜひ中に入ってみてください!
開館時間が7:00~13:00、16:00~20:00となっているのでタイミングにご注意を(僕は初日は入りそびれました…)。
入場は無料です。
なお、撮影時にフラッシュは禁止です。あくまで教会なので、節度をもって静かに見学しましょう!
Iglesia Sangre De Cristo(サングレデクリスト教会)
オアハカ市内には多くの教会があり、中に入って見学することができます。「サングレデクリスト教会」もオアハカ市内の教会の一つです。
サントドミンゴ教会とはまた違って、中が明るく白基調の作りになっていました。
落ち着いた雰囲気が結構好きです!
Catedral de Nuestra Señora de La Asunción(オアハカ大聖堂)
オアハカのCentro(中心)近くには「オアハカ大聖堂」があり、こちらも無料で見学することができます。
画像はカメラの補正が利いているので明るく見えますが、実際は結構薄暗くて厳粛な雰囲気が漂っていました。
お祈りに来ている人も非常に多く、メキシコ人の方々の信心深さを感じました。
食べ歩きもろもろ
歩き回ってのどが渇いたので、オアハカ名物のチョコラテを飲むために「Chocolate Mayordomo」に行きました。
ちなみにこのお店はオアハカ市内では何店舗もあるので、上記の場所以外でも見つけられると思います。
ここでは「CHOCO MIO(冷たいミルクで割ったチョコラテ)」(20ペソ 約120円)をいただきました。
味はミルクココアなんですが、ちょっとシナモン系のスパイスが利いた味でした。甘すぎないので僕はかなり好きでしたね!
あと、120円と安いのも助かります!
さらに、お昼ごはんとしてメキシコのタコスを初体験。屋台で3ピース注文しました(1ピース10ペソ 約60円)。
タコス、めっちゃおいしかったです!
ただ、パクチーめっちゃ入ってるので、苦手な人は注意(お店の人が緑の葉っぱを入れるか聞いてくるので、Noっていえば大丈夫かと)。
後で分かったんですが、お店によって入れる肉が全然違う(焼いた肉だったり煮込んだ肉だったり)ので、好みのタコスに出会えるように探索中です!
さらにメルカド(市場)をうろちょろして、オアハカ名物のチーズを見つけたのでゲットしました(45ペソ 約270円)。
これは日本のさけるチーズの原型といわれていて、よく裂けてよく伸びて、ちょっと塩気のある味でおいしいです。
僕はさけるチーズはそこまで好きじゃないけどこれはめっちゃ好きでした。
熱を加えてもめっちゃ伸びるので面白い!
ただ、1個が意外に大きいので、何人かとシェアするか半分にしてもらうとかしたほうがいいかもしれません。
Museo Textil de Oaxaca(オアハカ織物博物館)
散策を続けていると、博物館らしきところがあったので入ってみることにしました(入場無料でした)。
小さな博物館なので、じっくり見ても30分はかからないと思います。
インディゴブルーの織物たちは謎の迫力がありました。
そして散歩しながら帰ると、「たなばた」ではシェア飯(材料費を払って夕食をオーナーの大将に作ってもらう制度です)が待っていました。
はいそこ、食べてばっかりとか言わない!
「たなばた」では美味しいお米を食べることができるので、お米大好きヒキメガネにとってこんなに嬉しいことはありませんでした。
メキシコ料理と「たなばた」ご飯効果による体重増加を警戒しつつ、ご飯をほおばるヒキメガネでした。
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